ひとりごとブログです。


by moe_ri

イグアナの嫁2

私が結婚できるとは―イグアナの嫁2

細川 貂々 / 幻冬舎




ドラマ化されたせいか、本屋に「ツレが~」と二冊並べて置いてあったので続編をまた立ち読み。
プラス、上記の「イグアナの嫁2」も読みました。
貂々さんってノンキで飄々としたイメージだったけど、「イグアナ~」の方では「自分は結婚なんてしたくない(できない?)」「女ばかりが損して自分の時間なんてなくなるのにどうしてみんな結婚するんだ」「男なんてスケベか自己中か束縛するヤツしかいない」
とガンコで男嫌いな人だったようです。
それがツレさんと出会って「どうしてそんな風に決め付けるの?」と諭され、あきらめていた絵の道も、ツレさんにうっかりラクガキのマンガを見られて「マンガ上手いじゃん」と褒められたことでマンガ家を目指してデビューして…と、 貂々さん自身もツレさんに助けられた面が大きかったんだなぁと思いました。
「ツレうつ」を読んでいる限りでは貂々さんはすごくポジティブ思考な人だと思っていましたが、かなりマイナス思考で、勤めているときは母親にグチばかり言っているし、ふとそんなグチをにこにこ聞いてくれて、なおかつかいがいしく世話を焼いてくれている母親に思いを馳せ「専業主婦ってこんな風にならなきゃいけないの?だったら自分には出来ない!」とまたマイナス思考に陥り・・・。
まるで自分を見ているようでした^^;

そんな彼女が変われたのは、帰国子女でおよそ日本男児とはかけはなれた考えを持つ、ポジティブなツレさんのおかげだったようです。
だからこそ、ツレさんがうつになって働けなくて、布団にもぐって泣いてばかりいても、温かく見守るコトが出来たんでしょうね。二人の絆は深いんだなぁ~と思いました。

さらっと書いてありますが、結婚したときはツレさんは30歳なのに夜間の肉体労働のバイトをしてるし、貂々さんは仕事をやめて無職で。
でもツレさんは「結婚したんだから」と正社員の職を見つけてきたにも関わらず、貂々さんがマンガ家デビューしたのに影響されて「ボクは音楽で食べていきたい!」なーんて会社辞めてネットで音楽を作る仕事を始めようとするし…(当然うまくいかないわけですが)
それでも貂々さんはそんなツレさんを見捨てたりしないし、ツレさんもあまり良い主婦ではない貂々さんを非難したりしないし…。
なんだかんだありながらもポジティブにやっていけてる二人は凄いなぁ…と思いました。

「私はフリーターのツレと結婚したんじゃない。ツレ自身と一緒に居たいから結婚したんだ。だから彼が何をやっていても気にならなかったんだと思う」
の一文にはハッとしました。
今って婚カツが盛んだし、年収は●百万以上で次男で同居の必要がなくて…
みたいないろんな条件から入ってしまうけど、それが本当に幸せになるためのものなのか?と。
自分もそういうところに振り回されていた時期があったし、未だに無職の彼に対して不安に思うところはあります。
けど…それでも彼を必要としているのではないか?
親に何と言われてもいいんじゃないか?
・・・って。

周りの友達を見ていると、みんなうまくいってるように見えて色々あると思うし。
円満な結婚生活ってないんだなぁ。
それを乗り越えるから夫婦なんだろうなぁ・・・・と色々考えさせられる本でした。
「ツレうつ」よりこっちの方が自分に近くて面白かったかも。
前作の「イグアナの嫁」も読んでみたいです。
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by moe_ri | 2009-06-03 03:05 |